令和6年(2024年)6月25日に日高山脈襟裳十勝国立公園が指定されました。
毎朝、スマホで天気予報を見ながら眺める日高山脈。
山麓に住む者にとっては、すごく身近な存在です。
日高山脈が盾になってくれて冬の豪雪はなく、寒風が吹き下ろすのがこの地域の冬の特徴です。
夏は山が近いことで天気が変わりやすく、気温も十勝平野の中央部に比べて低く冷涼な気候です。
加えて火山灰性の肥沃とは言えない土壌条件のもと、私たちの父祖が家畜を導入して山麓酪農を発展させ今の姿があります。
写真は2025年5月13日に撮ったものです。草木の緑が日に日に濃くなっていますが、残雪のペケレベツ岳から吹く風がまだまだ冷たい頃です。