北海道 十勝アルプス牧場

北海道アイスのお取り寄せギフトは、十勝アルプス牧場の通販サイトでお選びください。アイスにはそれぞれオーバーランと呼ばれる比率があり、その比率によって味わいが大きく変化します。ここでは、アイスのオーバーランとはどのようなものか、詳しく解説していきます。

アイスは常温のまま放置していると次第に溶けて液状になってしまいます。このアイスを冷凍庫に入れ直したとき、アイスの品質は元に戻るというわけではありません。

大抵の場合は、再凍結させたアイスは固く凍りついてしまい、スプーンも刺さらないような状態になってしまいます。こうなってしまったアイスを食べてみても、本来のまろやかな味わいはありません。

一度溶けたアイスを再凍結させたときにあまり美味しくないと感じるのは、本来アイスが含んでいた空気が抜けてしまったためです。
アイスクリームを作る際には、細かい空気の泡を混ぜ込むようにしてから冷凍していきます。この空気の混入のことをオーバーランと呼びます。

オーバーランとはいわば、アイスクリームの空気含有量のことです。アイスクリームの種類によってオーバーランの割合は異なります。
オーバーランの比率が高いアイスはふんわりとした仕上がりでありながら、味わいはさっぱりとしています。その一方、オーバーランの比率が低いアイスは、濃厚で風味が強く感じられるのが一般的です。

濃厚なアイスを作るのなら、オーバーランをゼロに近づければいいのではと考える方もいるかもしれません。しかしそうすると、アイス本来の味わいが失われてしまうこともあるのです。

オーバーランの数値が低いアイスクリームは、風味が強く濃厚になる傾向にあります。そのため、より濃厚なアイスクリームを作るのであれば、オーバーランの比率は低い方が理想的と思えるかもしれません。

しかし、空気含有量が極端に低いアイスクリームが市場に出回ることはありません。

オーバーラン比率の低いアイスクリームは、ねっとりとした舌触りになります。この状態で味わうと、濃厚というよりも少しくどい風味になってしまうのです。

このくどさを解消するためには、アイスに乳脂肪分をプラスするのが最適です。適度に乳脂肪分を使用すれば、オーバーランが低くとも濃厚かつなめらかで、確かなコクを感じられる絶品のアイスに仕上がります。

とはいえ、乳脂肪分をたっぷり使うことにはコストがかかってしまうという大きな問題があります。安価なタイプのアイスにはそれほど乳脂肪分を使えないため、オーバーランの低いアイスクリームの値段を下げるのは難しいのです。

お取り寄せアイスなど高級なタイプのものであれば、乳脂肪分をたっぷりと使ってオーバーランを低めにすることも可能です。

また、バニラアイスを作る上で欠かせないのがバニラビーンズです。本当に美味しいバニラアイスは、バニラのフレーバーにまでこだわって作られています。

とはいえ、天然のバニラ香料やバニラビーンズはかなり高価で希少なものです。主な生産国であるマダガスカルでの災害などの影響で、バニラはかなりの高値で取引されているのが現状です。

濃厚なアイスを作るためには原材料へのこだわりが必要ですが、質のいいバニラを使おうとするとコストは跳ね上がってしまいます。

そのため多くのメーカーでは、コストのかかる濃厚なアイスクリームを主力とせず、さっぱりとした味わいの商品を数多く製造販売しているのです。

しかし、中にはかなりオーバーランの比率を抑えた濃厚なアイスを販売する店舗もあります。アイスを食べる際には、オーバーランに着目してみるのもいいかもしれません。

十勝アルプス牧場が販売するアイスは、素材の味を生かした濃厚な風味が特徴的です。人気のお取り寄せアイスをお試しになりたい方は、ぜひ十勝アルプス牧場の通販サイトでお求めください。

アイスのオーバーランとは、アイスが含んでいる空気含有量のことを指します。オーバーランの比率が高いアイスは軽やかな風味に、オーバーランを下げれば濃厚な味わいになっていきます。

ぜひ様々なアイスを食べ比べ、その風味や舌触りの違いを楽しんでみましょう。

放牧認証牧場である十勝アルプス牧場では、北海道十勝でのびのびと育ったブラウンスイス牛の生乳を使用したアイスクリームやシャーベットを取り扱っております。ご自宅用としてはもちろん、ギフト用として特別な方への贈り物にもおすすめです。